S2000の幌を変えたいなあ。
とりあえずディーラーで相談しよう。20万円くらいかな?
ちょーっと待った!
ちゃんと幌選びしないと損しますよ。この記事で「生地の選び方」や「お店の選び方」を参考にすれば
- 15万円(工賃込み)
- キャンバス生地(純正よりワンランク上の生地)
で幌交換ができますよ。同時に交換すべき消耗品類もまとめましたので是非参考にしてくださいね。
【ポイント1】幌の生地は何がある?
幌の生地は大きく分けると2種類です。
- ビニールレザー生地
- キャンバス生地
どのような違いがあるのでしょうか。
ビニールレザー生地(通称:HVデニム)
始めに紹介するのは「ビニール生地」です。
S2000の純正品は、こちらの「ビニールレザー生地(通称:HVデニム)」が使用されています。実態はビニールですが、「高級感ある布地」のように仕上げられ、耐久性も上げてあります。
ディーラーで交換すると取付されるのはこちらの生地です。
キャンバス生地
続いて紹介するのは「キャンバス生地」です。
ビニールレザー(HVデニム)よりもワンランク上の生地です。欧州車に多く採用され、正真正銘の布地です。ビニールレザーよりも柔軟性があり耐久性が高いです。また色に深みがあり、手触りが柔らかいため高級感があります。
上記の理由からキャンバス生地の社外幌を取り付けすることを強くおすすめします。
代表的な社外幌専門店は3つあります。紹介する社外幌専門店は、S2000の幌交換に関して非常に豊かな経験がありますので作業を安心して任せることができます。
お店の紹介は後ほどしますので、最後まで見ていってくださいね。
【ポイント2】どの店で交換すべきか?
店の選び方を解説します。押さえるべきポイントは2つ。
- 作業経験
- 工賃
みなさんが最も気にする点は「工賃」でしょうが、本当に重視すべきは「作業経験」です。
ディーラーはおすすめしません
ホンダディーラーでの幌交換はおすすめしません。
普段エコカーやファミリーカーの点検業務を多くこなすディーラー整備士は「S2000の幌交換」という特殊すぎる作業経験がなく、慣れていません。結果的に幌の張り具合が緩かったり取付ミスが発生する可能性が高くなるのでトラブルの元です。
※トラブルが起きた際には、ディーラーなら完治まで最低限対応してもらえると思われるかもしれません。しかし修理期間中、雨漏りする車両を屋外に駐車されたケースも見受けられます。
対して社外幌専門店は雨漏りのアフターケアが非常にしっかりしており、トラブルが少ないです。さすがは専門店と言ったところですね。
幌交換の経験が豊富なお店3つ
では幌交換の経験が豊富な専門店はどこでしょうか。
GTNET
場所:東京、大阪、愛知、神奈川、群馬
GTNETは「マツダロードスター」「S2000」などのオープンカーを数多く販売しています。販売した車両のアフターフォローもしていますので、幌交換に関してそれなりの経験があります。
公式ページにも幌交換メニューが掲載されており、それなりに自信があることが伺えます。
ただし社外幌専門店と比較すると信頼度はやや落ちると個人的には思っています。
auto-tops
「千葉県千葉市」にある幌交換専門店「auto-tops」です。カーコーディングにも力を入れており、高級外車オーナーが多く利用しているようです。
ロードスター、S2000、MR-Sなどの主要な国産車は、
http://www.auto-tops.com/page/30
いずれも100台を優に超える交換実績がありますので、安心してご用命ください。
ポルシェ・ボクスターやBMW・Z3などのメジャーな輸入車も数十台単位での実績があります。
その他、フェラーリ、マセラティ、ベントレー、ロールスロイス、アストンマーチン、ジャガーなどの高級車も車種によりますが対応可能です。
お気軽にお問合せください。
Topless Freaks
「群馬県」にある幌専門店です。「純正幌が割高すぎて適正な価格とは思えない」という思いから中間マージンを一切なくした提供価格が魅力的です。下記ホームページからその思いが熱く伝わってきます。
愛知県に社外幌専門店がないぞ!という方は?
愛知県には社外幌の専門店がありません。では愛知県在住のS2000乗りは諦めろということなのでしょうか。
そんなことはありません。
「六ツ美瀬戸自動車」で「コンバーチブル研究所」の幌を取付
オープンカー乗りの中では有名な「コンバーチブル研究所」という社外幌専門店が存在します。こちらの店は取り付け作業は行わず通販専門のお店です。
その「コンバーチブル研究所」の幌を仕入れて、取り付けまでしてくれる「S2000の幌交換に特化したショップ」が、なんと愛知県にあります。
それが愛知県岡崎市にある「六ツ美瀬戸自動車」です。
僕は実際に六ツ美瀬戸自動車で幌交換し、費用は下記の通りでした。
「六ツ美瀬戸自動車」についての記事がありますので合わせてご覧ください。
【ポイント3】同時に交換すべき消耗品は?
幌交換と同時に交換すべき消耗品をまとめました。
下記の画像の「数字」と、さらに下で説明する部品の「先頭の数字」はリンクしています。是非参考にしてください。
同時交換がおすすめの消耗品
ウェザーストリップ・プロテクター・フロントストラップ
- 8.ウェザーストリップ・左右・ルーフサイドドアー (72391S2A013・3853円×2)
- 9.ウェザーストリップ・左右・ルーフコーナードアー(72392S2A013・3129円×2)
- 10.ウェザーストリップ・左右・センターピラー(72393S2A013・4095円×2)
- フロントストラップ(コンバーチブル研究所から販売されている社外品キット・2600円)
※ 先頭の数字は、画像「幌周りのパーツリスト」の数字とリンクしています。またカッコ内の番号はホンダ純正部品の番号です。参考にしてください。
サイドウィンドウ周りのウェザーストリップやフロントストラップは全交換すべきです。窓の開け閉めや幌の開閉により劣化するため直接的な雨漏りの原因になります。現状雨漏りしていなくても、ゴムは経年劣化して痩せるので、今後の10年を見据えるなら前もって交換すべきです。
- 11.プロテクター・左右・ソフトトップ・ルーフA(86031S2A013・1008円×2)
- 12.プロテクター・左右・ソフトトップ・ルーフB(86032S2A013・1617円×2)
対してプロテクターに関しては交換が必須ではありません。痛みが激しかったり、雨漏りがあれば交換してみると良いでしょう。
レインレイル
- 5.レインレイル(86314S2A003・12075円)
もしくは
- レインレイル用防水パット(コンバーチブル研究所から販売されている社外品キット・1680円)
- http://www.conv-labo.jp/products/detail.php?product_id=33
があります。レインレイルとは幌を伝った雨水が車体下部まで排水されるための「雨どい」の役目を果たします。最低限「防水パット」の交換は必須です。レインレイル本体に関しては痛みやすい部品ではありませんが、
- ここから雨漏りすると深刻化しやすい
- 幌を取り外さないと交換できない
ので「保険的な意味合い」で交換するのはアリかもしれません。ただしレインレイル本体は非常に高額です。
風切り音やガタツキ対策におすすめ
ウェザーストリップ・フロントルーフピラー
- ウェザーストリップ・フロントルーフピラー(72320S2A013・28350円)
交換しなくても雨漏り等の問題はありません。フロントピラーとルーフの隙間からの風切り音が気になる場合は交換すると改善します。
ハードトップ用ストライカー
- ハードトップ用ストライカー(86270S2A902・2000円×2)
ストライカーとは、幌の開閉時、手動で爪を引っかける場所です。この場所の金属が削れてガタつきが生じやすい弱点があります。対策品であるハードトップ用のストライカーに交換するとガタツキが改善されます。
ビフォーアフター
実際に「六ツ美瀬戸自動車」で幌交換をしましたのでレビューします。
交換前
交換前は前期のビニールスクリーン幌でした。AP1-110の割には幌の状態が良かったのですが、今見るとボロボロな見た目だと感じますね。
交換後
幌交換後の写真です。見た目が大きく変わりました。
ボディーカバーをして1ヶ月ほど洗車をしていませんので幌上面が汚れておりますが、ご覧のような色を保持しております。
前期幌の骨組を加工して取り付けますので、畳まれ方が変わります。リアスクリーンの折り目が
- 以前まで:2つ折り
だったのが
- 新しい幌:3つ折り
になりましたのでびっくりしました。畳まれ方もかっこよくなりましたよね?(笑)
最初からワッペンで補強がされている
特筆すべきは、「痛みやすい箇所が最初から補強されている」ということでしょう。「ワッペンのようなもの」が最初から貼り付けられています。
目を凝らして、よーく見てごらん。ワッペンがうっすら見えるはずよ。見えないようならあなたの目は節穴よ。
ディーラーで取付した純正幌の場合は補強なんてありません。やはり社外幌専門店だけあって痛む場所をしっかり把握しています。
まとめ:経験豊富な店を選ぶこと
ここまでお読みいただきありがとうございました。ここまで読んだあなたはこれから幌交換を控えていてとても不安なのかもしれません。でも大丈夫!(笑)
幌交換で注意すべき点は下記の通りです。
これから「幌交換」という大きな出費を控えるS2000オーナーの方、取付作業を依頼する店はくれぐれも慎重に選ぶようにしてください。取付する整備士の腕によって出来上がりが大きく変わる恐れがありますから!良いお店を見つけられると良いですね。
それではまた!
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