S2000のボディカバーを買おうか迷っているけど、実際のところどうなの?
使っている人の生の意見が聞きたいな・・・。
どのメーカーのカバーを買えば良いんだろう?
この記事を読んでいるということは、S2000のボディーカバーが気になっていると思います。お車を大切にしたい気持ちよくわかります。
- ボディカバーを買うかどうかの判断は?
- もし買うならボディカバー選びのポイントは?
この記事ではそんな疑問に答えようと思います。
そもそもボディカバーを買うべきなのか?
この記事をご覧の方の中には、そもそもボディカバーを買うべきではない方も含まれているかもしれません。
購入すべきかの判断は「乗る頻度」や「目的」など各々の状況によって大きく変わります。
一概に「全員がボディカバーをつけるべき」とは言えません。
乗る頻度や目的によって変わる
例えばこんな人はボディカバーを買っても後悔することになります。
- 毎日通勤で使う。
- 「多少汚れても問題ない」と思っている。
- 走れれば良い。
逆に下記のような思考をお持ちの人は買うべきでしょう。
- 週末の趣味が車
- 車は綺麗に維持したい
- 売却時のリセールバリューを上げたい
- 洗車の回数を減らしたい
ボディカバーを使用するメリット
【メリット1】自然要因(直射日光や塩害など)から車を守る
車の外装寿命を早める要因は多くありますが、ほとんどがボディカバーをかけることによって解決します。
- 直射日光
- 潮風
- 酸性雨
- 鉄粉
みなさんは長期間放置された車両を見たことがありますか。
過酷な屋外環境に長期間放置されれば”極論”上記のような状態にまで塗装が劣化してしまいます。これは直射日光によるクリア塗装の浸食、酸性雨や潮風による塩害によってボディが錆びることにより、ここまで酷い状態になってしまいます。
長い年月をかければ、ここまで車を風化させてしまう外的要因。これは車にとって大敵です。
そこでボディカバーにより
- 直射日光
- 潮風や酸性雨
- 鉄粉
を車からシャットアウトすることが大切になってきます。
ボディカバーをかけることは、長期的に車を良好な状態で維持することに繋がります。
【メリット2】落下物から車を守る
落下物と言われて思い浮かべていただきたいのは
- 鳥の糞
- つぶれた木の実
- 子どもが遊ぶボール
などです。
鳥の糞や木の実は酸性で、そのまま放置すると塗装が剥離してしまいます。ボディが白く浮き上がった車は、表面のクリア塗装が剥がれて艶が失われている状態なのです。
※車の塗装は通常、艶が出るよう一番外側に艶あり透明の「クリア塗装」がされています。
表面のクリア塗装が最も耐久性が高い塗料です。クリア塗装が剥がれてしまった場合、中の色味がとれ、銀色の鉄がむき出しになるのは時間の問題でしょう。
またボールによる傷も軽減効果があります。ボディが凹むほどの衝撃があった場合には大きな効果が望めませんが、傷がつく程度の衝撃ならば、ボディカバーのお陰で無傷になる可能性が高いです。
【メリット3】盗難・イタズラ防止
ボディカバーを使用することのメリットとして
- 盗難防止
- イタズラ防止
が期待できます。みなさんは車の盗難が最も多い日がどんな日か知っていますか?
台風の日は、盗難率が極めて高い
車の盗難が最も多いのは「台風の日」ですよ。
- 不審な物音が聞かれる心配がない
- 例え聞かれても、誰も様子見に来ない
- エンジン音も掻き消される
犯人側の立場からすると、絶好の盗難日和というわけです。台風の日こそボディカバーをしたほうが良いです。
ボディカバー選びのポイント
通気性の良いカバーを選ぶ
ボディカバーは、外部からの砂埃等の侵入を防ぐのは勿論のこと、
- 内部の蒸気を放出する
という役割が重要になるのです。実は多くの方が通気性については無頓着なようです。
その点、カバーライトは通気性が優れており、雨天の翌日にはボディから水滴がなくなっています。個人的には優秀なボディカバーだと思っています。
いくらカバーライトでも、黄砂やPM2.5は防げない
ただしいくら私がおすすめするカバーライトだからといっても、
砂埃等よりも粒子が細かい
- 黄砂
- PM2.5
の侵入は防ぐことができません。
これらが飛散する「2月~5月」は砂埃の侵入を許すことになります。この時期は晴天が続いていてもボディは砂埃で汚れがちです。
ロングライフよりも価格が安いものを選ぶ
ボディカバーの買い換え頻度は「1~2年」がおすすめです。
内部に侵入した微かな砂埃は、カバー内側に付着すると、取り除くことが難しく、長く使えば使うほど車にはよくありません。なるべく短い頻度でボディカバーを買い替えることが重要です。
重要なのは
- 1~2年で買い換えるボディカバーに高額なお金をかけない
- 性能が劣化したボディカバーは傷の原因になり逆効果になる
という事実を知ることです。
実際に1年1か月使用したカバーライトの性能劣化具合をお見せしましょう。
使用期間:1年1ヶ月(2019/8/2現在)
前回洗車日から検証した日時までの条件は下記の通りです。
- 連日雨続きの 3週間(2019/7/14~2019/8/2)
- 黄砂やPM2.5の飛散はないと思われる
【ピラー上部】
ここは汚れが溜まりやすい場所なのですが、砂埃などはありません。白い埃のようなものは、ボディカバー内側の起毛がとれてしまったものです。
傷防止用の起毛であるため、ボディに害を及ぼす可能性は低いと考えられます。
【サイドウィンドウ】
こちらも同じく白色の起毛が付着しています。
【足回り】
カバーで覆われていないブレーキディスク下部のみ錆びています。ボディカバーを装着することで、いかに外装から守られているか理解できたでしょうか。
【ボンネット】
直射日光を受けないので綺麗なままです。ボンネットにはあまり白色の起毛が付着しません。なぜでしょう?
【タイヤ】
ボディカバーで保護されているため、タイヤにも艶があります。ボディカバーが必要だなと実感する瞬間です。
風でめくれるカバーは選んではいけない
ボディカバー選びで最も重要なのは、暴風によるバタつき被害が発生しないボディカバーを選ぶことです。
ボディカバーに留め具が着いてないものを買うと、カバーが行方不明になったりします(笑)
それならまだマシですが、中途半端な位置に留め具がついたボディカバーなんて選んだ日には、
- 車体に引っ掛かったまま永遠にバタつくボディカバー
という地獄絵図ですよ。バタつき傷を量産することになります。
- 愛車とサイズが合っているか
- 留め具の位置が考えられているか
を確認しましょう。
どのカバーライトがおすすめなのか?
S2000用のカバーライトは2種類存在しています。愛車のエアロ形状に合わせて購入しましょう。
COVERITE(カバーライト)標準サイズ
価格:12,800円
標準的な外装のS2000に最もおすすめなボディカバーです。対象のエアロは
- フルノーマル
- フロントリップ(モデューロ製)
- リアダックスポイラー(モデューロ製)
などフルノーマルから純正オプションのモデューロエアロまで対応しています。
COVERITE(カバーライト)Type-S用
価格:12,800円
S2000 Type-Sなど小型ウィングが標準装着されたモデルのボディカバーになります。
無限のスポイラーにも対応していると思われます。
価格参考:ホンダ純正(標準サイズ)
価格:45,000円
最後に紹介するのがホンダ純正品のボディカバーです。COVERITE(カバーライト)と値段を比較するため、敢えてリンクを貼らせていただきました。
- 価格が3倍!
10万円越えのボディカバーなんてものも存在しますが、決して手を出さないことをおすすめします。
まとめ:ボディカバーはコスパ重視、カバーライトを選ぶべし!
ボディカバーを選ぶ際は、コスパを重視することが大事だと書きましたね。
- ボディカバーは劣化するため、短期間で買い替え続けることが大事
- 高額すぎるボディカバーにメリットなし
上記の理由から私はカバーライトをおすすめしています。ぜひ大切な愛車をこれからも綺麗な状態で維持してください。
ではまた!
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